2016/8/5
腰痛について(腰椎椎間板ヘルニア②)
こんにちは。
西宮・芦屋のパーソナルトレーニング・治療院balance Body(バランスボディ)です。
リオ五輪の開会式が明日に迫ってきました!
一足先に女子サッカーが、今の時間は男子サッカーがナイジェリアと対戦してますね!
ナイジェリアは試合開始の数時間前に現地入りした模様ですが、前半早々から点の取り合いに…
応援してます!頑張れ日本!
で、腰椎椎間板ヘルニアの続きです(笑)
前回の内容のおさらい。
・ヘルニアとは輪状線維(繊維輪軟骨)の断裂により髄核が脱出した状態。
・腰椎椎間板ヘルニアでは髄核が輪状線維の容器より飛び出すというイメージです。
今日はここから^ ^
腰椎椎間板ヘルニアの好発年齢と好発部位
・20歳代、30、40歳代、次いで10、550~60歳代の活動性の高い患者に好発する。どの年代にも発症のリスクがあります。
・男性に好発
・C5-6椎間板 > C6-7椎関板 > C4-5椎間板(Cは頚椎のことです)
・L4-5椎間板 > L5-S1椎間板 > L3-4椎間板とそれより上位の椎間板ヘルニアは稀である。(Lは腰椎のことです)
腰椎椎間板ヘルニアは5つある腰椎の下の方で発症しやすいことがわかります。
※写真はL5ーS1のヘルニアです。
年齢が若いとスポーツや激しい動作での発症が多く、高齢になると椎間板の変性による発症のリスクが高まります。
どの様にして腰椎椎間板ヘルニアを発症するのか
腰椎での発症は体幹屈曲(前屈・カラダを前に倒す)させ同時に一方へ回旋する事により発症する。
・体幹屈曲・回旋動作により輪状線維輪が断裂
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髄核を後方に移動させる
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輪状線維輪を後方に圧迫し、圧迫の程度により膨隆・突出・遊離します。
生活スタイルは変わってきていますが、農耕民族である日本人は発症しやすい骨格、生活習慣を昔から持っていたのかもしれませんね。
次回は診断・鑑別方法について。
balance Body
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