乳酸

こんにちは。

西宮・芦屋・苦楽園でパーソナルトレーニング&治療院をしております。

バランスボディです。

 

今回は乳酸についてのブログです。

 

乳酸は皆さん一度は耳にしたことがあると思います、運動をした際に筋肉が疲れてきたら、乳酸が溜まってきたなど疲れを示す物質だと思っていると思います。

 

では、乳酸とは一体どのようなものなのでしょうか？

筋グリコーゲン、血中グルコースを分解する過程で生成される糖の仲間です。

人は筋肉を動かすために糖や脂肪を分解して、ATPというエネルギー源を合成します。

糖と脂肪では、糖を先に分解してエネルギーにします。血中にあれば血糖、筋肉の中にあれば筋グリコーゲンと呼ばれます。

これらの糖を分解するときに産生されるのが、乳酸なのです。

 

乳酸は運動強度と密接な関係があります、運動強度を上げるとそれに伴って乳酸の数値も上がります。

心拍数のように直線的に上がるのではなく、60〜70%の強度、体感としては少しきついくらいの強度から一気に上昇していく。

そして乳酸ができたから疲労したのではなく、疲労するような運動をしたから乳酸ができた

つまり、乳酸は原因ではなく結果に過ぎない。という事です。

乳酸が酸という言葉が使われていますが、糖の仲間になります。

 

乳酸が溜まった、筋肉が疲労しているということは、それだけ運動を頑張っている証拠になります。