2023/3/10
肩のインナーマッスル
こんにちは。
西宮・芦屋・苦楽園でパーソナルトレーニング&治療院をしております
balanceBody (バランスボディ)です。
肩関節の周りにはたくさんの筋肉が付着しています。その中で今回は肩関節の動きに関わる重要な筋肉である「ローテーターカフ(回旋筋腱板)」についてです。
ローテーターカフは肩甲骨と腕の骨である上腕骨をつないでいる筋肉の総称です。
ローテーターカフの筋肉は【棘上筋・棘下筋・肩甲下筋・小円筋】の4つ、深層筋にあたります。
◎ローテーターカフの役割
肩甲骨と上腕骨をつないでいる関節「肩甲上腕関節」の形状は球関節に分類され、様々な方向に動かすことができます。そのため腕を自由自在に動かすことができるのです。
様々な方向に動く一方問題点もあります。それは、安定性が悪く関節が外れやすいこと。「脱臼」と聞くと肩の関節が抜けたというイメージが多いと思います。
ローテーターカフは安定性の悪い肩甲上腕関節をスムーズに動くよう安定させる役割を持ちます。
◎鍛えないと衰える
ローテーターカフも筋肉ですから鍛えなければ衰えます。ローテーターカフが弱くなればその分だけ肩関節の安定性が悪くなるということです。
日常生活程度であれば心配ありませんがスポーツ競技になれば怪我のリスクが高くなりパフォーマンスの低下をもたらします。
また筋力低下は肩の動きが悪くなり肩こりのような痛みの原因に繋がります。
動きや痛みをなくし快適な日常生活を送れるよう小さな筋肉も鍛えましょう!