2022/11/21
動体視力
こんにちは。
西宮・芦屋でパーソナルトレーニング&治療院をしております。
balanceBody(バランスボディ)です。
加齢とともに衰えを大きく実感する目のはたらきのひとつに動体視力があります。
動体視力は向かってくるものや目の前を横切るものを見極めたりする能力ですが、動体視力が弱まると運転時に標識を見落としたり動いている情報を把握することができにくくなります。
今回は、日常生活の中でできる動体視力のトレーニング法をお伝えしたいと思います。
◎動体視力のピークは15〜20歳
動体視力は5歳から15歳頃に急速に発達し、15〜20歳がピークとなり、その後は下降するといわれています。
70歳以上を対象に普通免許の更新時に動体視力の検査が導入されたのは、動体視力の衰えが事故につながると考えられているからです。
◎2つの動体視力“KVAとDVA”
動体視力には、前方から向かってくるものを見る能力(KVA)と左右に移動するものを見る能力(DVA)があります。
KVAが弱いと自分に向かってくるものを正確に認識することができないため、正面から投げられたボールをキャッチすることが難しくなったり、車を運転しているときに距離感を見誤ったり、標識を見落とすこともあるでしょう。
一方、DVAが弱いと電光掲示板などに流れる情報を読み取れず、情報をこぼしたりします。また、とっさの時の早い動きでの反応も苦手です。
◎3つの動体視力のトレーニング
いつもの行動のなかに取り入れながらできるので、意識して行うよう心がけましょう。
1、電車の中から看板や駅名を見る
2、車の中からナンバーや看板を見る
3、ボールに書かれた文字を読み取る
生活の中で簡単にできる目のトレーニング。毎日の意識次第で、目の衰えを防ぐことができるのです。動体視力を維持できれば、スポーツや運転に限らず趣味などの日々が楽しくなり、仕事でも効率アップが目指せますね!