2022/6/24
カラダを動かすとスッキリするのはなぜ?
こんにちは。
西宮・芦屋・苦楽園でパーソナルトレーニング&治療院をしております。
バランスボディです🐸
運動をした後に「心地よい疲れ」を感じる人も多いのではないでしょうか?その理由は実は脳が深く関係しており、ひとつは「脳の血流が促される」ためと考えられています。
今回はなぜ運動が脳と関係し、気分がスッキリすることにつながるのか、リフレッシュに最適な運動についてもご紹介します。
◇運動をする事で脳への血流が促進される
運動で体を動かした後、体は疲れてるはずなのに、なぜか気分はリフレッシュした。そんな経験をしたことがある人も多いのではないでしょうか?
運動がメンタルに影響する大きな要因のひとつは、脳への血流が促進されるからと考えられています。脳への血流量が増えると、血液中に含まれる酸素量やブドウ糖の運搬量も必然的に増え、脳の神経細胞が活性化。これにより思考力や記憶力も高まり、スッキリとした気分を味わうことができるのです。
◇神経伝達物質が増えると脳が幸せを感じ、モチベーションがあがる
神経伝達物質の分泌量が増えることで気分がスッキリします。
神経伝達物質とは、脳を構成するニューロンという神経細胞から放出される化学物質のことで、ドーパミン、ノルアドレナリン、セロトニンなどが有名です。これらは、思考や感情に関わるもので、分泌が増えるとのうはよりポジティブな状況となり、心の安定をもたらします。
●ドーパミン
何かを成し遂げた時などに感じる達成感、幸福感などをもたらす働きがある。
●ノルアドレナリン
強いストレスを感じた時に感じた時に放出され、血圧や心拍を高め、身体を活動に適した状態にする。
●セロトニン
ドーパミン、ノルアドレナリンの分泌を適切に制御し、心を安定させる働きがある。
これらの神経伝達物質は定期的に運動を続けることでより有効に活用され、脳がさらに活性化しやすくなると考えられています。
ちなみにセロトニンは「幸せホルモン」とも呼ばれており、様々な働きを持っていいることで知られています。ストレスを受けると増加する「コルチゾール」というホルモンの分泌を抑える働きがあること。睡眠を促すホルモン「メラトニン」の材料になること。
運動してセロトニンを増やせば、心がスッキリするだけでなく、ストレスに強い心を育み、さらには睡眠の質を上げることにもつながりまさにイイコト尽くしなのです!