2021/8/2
脱水症状について
こんにちは?
西宮・芦屋・苦楽園でパーソナルトレーニングジム&治療院をしております。
balanceBody (バランスボディ)です?
今年の夏もとっても暑くなっていますね?
そこで、気をつけたいのが脱水症状です。
脱水症とは体液が不足している状態
体に含まれる水を『体液』と呼びます。体液は体の60%を占める水分とミネラル(電解質)、タンパク質などで構成され、生命維持に関わる様々な役割を果たします。
脱水症は、何らかの原因により体内の水分とミネラルの一つであるナトリウムが不足している状態を指します。
・低張性脱水
水分と一緒に血液中のナトリウムが不足してします状態で、だるさや吐き気、けいれんなどの症状が現れます。
長時間のスポーツなど、発汗を伴う際に発症しやすいです。
・高張性脱水
体内の水分だけが不足する状態のことで、発熱や激しい口渇状態、意識の混濁なども起こすことがあります。自分で水分補給ができない乳幼児、高齢者に発症しやすい症状です。
気温の高い夏に熱中症を伴った脱水症はニュースになりやすいですが、日常生活のなかでもリスクが潜んでいることを理解しておきましょう。
目に見える発汗の他にも、無意識のうちに失っている水分量は体重50kgの人で1日に1000mlになるといわれています(不感蒸泄)。気温上昇や乾燥など環境による要因の他に、風邪などでも水分は失われます。
・具体的な症状?
体液は栄養素の運搬や老廃物の除去、体温調節、新陳代謝などの生理的機能も担っているため、脱水症を引き起こすとさまざまな症状が現れます。
下痢・嘔吐などの水分損失を伴う症状、また風邪・肺炎などの発熱時にも、より多くの水分を失っていることになり、脱水症になる可能性があります。
特に乳幼児・高齢者では、必要な水分量や水分不足を感じにくいなどの違いがあるため、注意が必要です。
・予防法
脱水の軽い症状がでたときは、冷たい経口補水液などで、水分とミネラルを補いましょう。ゆっくりと飲むのが基本です。安静にしていれば、10~20分くらいで症状がおさまってくるでしょう。しばらくしても回復しない場合や、重度の脱水症状の場合は、すぐに病院に行きましょう。特に自分で対処が難しい乳幼児・高齢者には注意が必要です。
脱水は予防できる症状です。厚生労働省によれば、私たちの1日の水分摂取量は全体的に不足気味で、あとコップ2杯の水を補給すると十分な量を確保できるといわれています。水分を十分摂取することはもちろんですが、果物や野菜・汁物など水気を多く含む食品も水運補給におすすめです。加湿器などで部屋の湿度を保つのも脱水予防にとても効果的です。
・日常生活
喉の渇きを感じる前に水分を取る事が大切です。
いつもよりコップ2杯分の水をとるように心がけるとともに、水分が不足しやすい寝る前、スポーツの前後、入浴の前後には
水分補給を意識しましょう!
最後に、脱水は予防できる症状です。あらかじめ必要な水分を摂取しておくことで、さまざまなリスクを減らすことが期待できます。水分補給を十分に心がけ、脱水知らずの生活を送りましょう!!