2016/11/18
筋膜・アナトミートレイン 〜姿勢を美しく見せるライン〜
こんにちは。
西宮(苦楽園、夙川)・芦屋のパーソナルトレーニング・治療院balance Body(バランスボディ)です。
前回は体の背面を通る、スーパーフィシャル・バック・ライン(Superficial Back LIne:SBL)というレールの説明をさせて頂きました。
今回は身体の前面のライン。
浅層フロントラインは別名「SFL:Superficial Front Line」と呼ばれています。
体の前面の表層に存在している基本的なラインで、姿勢の維持や反射活動に重要な役割を果たします。
まず、スタート地点は頭のてっぺんに存在している「帽状腱膜」です。
帽状腱膜というのは前頭筋から後頭筋にかけて連なる腱膜で、頭頂部の頭皮全体を覆っています。
ぐるっと帽状腱膜をくるんだ後は「胸鎖乳突筋」→「腹直筋」を通り、骨盤の恥骨部に付着します。
下半身のスタート地点は「大腿四頭筋」となっているため、厳密に言えば上半身ラインと下半身ラインはつながっていません(上イラストの骨盤の位置にご注目ください。)
座位時や股関節の屈曲時は「頭〜骨盤」「骨盤〜つま先」の2つの部分に分けられてしまいます。
したがって、浅層フロントライン全体に対してストレッチをかける際には”立位”もしくは”股関節の伸展位”というのがポイントになってきます。
そして、下半身のラインは「大腿四頭筋」から「前脛骨筋」「長趾伸筋」を通り、つま先へとつながっていきます。
balance Body
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