西宮・芦屋のパーソナルトレーニング

2016/11/17

筋膜・アナトミートレインを利用して前屈を柔らかくする

こんにちは。
西宮(苦楽園、夙川)・芦屋のパーソナルトレーニング・治療院balance Body(バランスボディ)です。

アナトミー・トレインとは、筋筋膜のつながりをひとつのレールとして表現したものです。

そのレールは人体に11本あり、レール上に存在する筋や靭帯などの組織は連結しているため、その中のひとつが緊張するとその他のすべてに影響を与えることになります。

その中にスーパーフィシャル・バック・ライン(Superficial Back LIne:SBL)というレールがあります。

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身体の背面を通る縦のラインです。

SBLは、足底から頭頂まで身体後面全体につながっており、このラインは足から膝までと、膝から眉までの2つの部分からなっています。

スーパーフィシャル・バック・ライン(SBL)
を実感してもらう為の簡単な方法をご紹介します。

・指床間距離(FFD)

立位にて膝関節伸展位のまま体幹を前屈していき、指先から床までの距離を測るのがFFDですが、これは必ずしもハムストリングの短縮のみを測っているわけではありません。

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その証拠として、以下に足関節が中間位(背屈0度)と言われるポジションである場合と足関節が底屈位・背屈位である場合との長座体幹前屈検査の柔軟性を比較したものがこちらです。

足関節の角度をわかりやすくする為、立位ではなく長座で行いましたが、立位でも同じことが言えます。

・中間位

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・底屈位

中間位よりも身体が曲がり、指先が遠くに伸びれるのがわかります。

底屈位はスーパーフィシャル・バック・ライン(SBL)を緩める形になる為、後ろの突っ張りが緩み、身体を前屈しやすくします。

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・背屈位

中間位や底屈位よりも明らかに身体が曲がらず、指先が足首に届かないのがわかります。

背屈位は逆に、スーパーフィシャル・バック・ライン(SBL)を緊張させる形になるので、前屈可動域を制限します。

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今回は足関節の角度がスーパーフィシャル・バック・ライン(SBL)に与える影響を見て頂きました。

前屈が硬い!という人に対してのアプローチのヒントになると思います。

SBLは背中を通り、頭、眉の上までありますので、思わぬところに前屈を硬くしている要因があるかも、、、?

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