2016/11/10
肩 腱板損傷に効くエクササイズ・ストレッチ 〜筋膜リリース〜
こんにちは。
西宮(苦楽園、夙川)・芦屋のパーソナルトレーニング・治療院balance Body(バランスボディ)です。
前回、猫背スッキリストレッチ(リリース)として胸郭の後方(背骨)を拡げる方法を載せましたね。
リリースというのは、最近よく耳にすることがあります、筋膜リリースとほぼ同じ意味で捉えてください。
ためしてガッテンという番組で放送されてから話題になりましたね。
かといって特に新しい手技でもなんでもありませんが、、
・筋膜とは
筋肉・臓器を覆う繊維体で、筋膜自体は二層構造で出来ていて、浅い部分の筋膜を「浅筋膜」、深い部分(筋肉を直接覆っている部分)を「深筋膜」または「筋筋膜」と呼びます。
筋膜は全身を蜘蛛の巣の様に張り巡り、骨・臓器・筋肉・神経・血管と結びつき身体を内側から支えている重要な組織なのです。
〜筋膜の機能〜
筋膜はコラーゲン繊維と弾性繊維から出来ています。
コラーゲン繊維は柔軟で丈夫ですが伸縮性はあまり無く、一方弾性繊維は伸縮性に富み筋肉の収縮に合わせて伸縮します。コラーゲン繊維は弾性繊維に引っ張られる形で引き延ばされ、限界まで伸びた時に過剰伸縮を抑制します。
つまり、筋膜とは身体中の筋肉や臓器を覆う、伸縮性のある布のようなものです。布でもゴムでもよいのですが、、
筋膜は全て繋がっていると考えてください。
例えば、ある部分の布(筋膜)にシワがよると、その分他の部分の布がピーんと伸び(張り)ますよね?
シワを縮みと考え、身体に置き換えると、硬さと捉えることができます。
それが痛みに繋がったりするのです。
筋膜リリースとは、その縮みや伸びによってできた筋膜のテンションを整えるようなものです。
いわば、シワくちゃになったテントを均一に張るようなものです。
筋膜の説明は一旦この辺にしておいて、、
最近ではストレッチポールや、ローラーを使うことで筋膜を伸ばすことが簡単に行えるようになりました。
先程の説明では伸ばすだけでなく、ピーんと張った緊張も緩めることも必要なのですが・・・
胸郭スライドのエクササイズで胸郭を左右に動かし整える方法を載せましたが、今回はローラーにより筋膜リリースという形で、胸郭の左右を伸ばしていきましょう。
まずは脇の下にローラー(ストレッチポールでも可)をセットします。
ここから足を使い、身体を頭の方向に動かします。
転がすポイントによって痛みを感じるポイントは人それぞれですし、痛くない人もいます。
この動きを繰り返し、痛みがあるポイントは何度か反復します。
これを左右行います。
すると、左と右では感じ方が違うはずです。
少し痛みが和らぐくらいまで繰り返しコロコロとローラーを転がしましょう。
終わった後は、肩が挙がりやすくなったり、呼吸がしやすくなっていると思います。
balance Body
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