2016/7/8
靴が身体に及ぼす影響~そもそも外反母趾とは②~
こんにちは!
西宮・芦屋のパーソナルトレーニング治療院balance Body(バランスボディ)です。
「外反母趾の原因のひとつは、足に合わない靴を履いているから」。
これは靴シリーズの初回からお話しし続けています。
知らなかった方や忘れてしまった方は最初から読み直してみてください♪
もう一度簡単に説明しますが、私たちが指す「合わない靴」とは、きつすぎる靴ではなく、むしろ『大きすぎる靴』なのです。
人は歩くときにバランスをとりながら歩いています。
大きく、ゆるすぎる靴は横揺れを抑えられず、足が動きすぎてしまい、少しずつ足を痛めつづけていきます。
これが日々繰り返されることにより、外反母趾や足のトラブルの原因となるのです。
足は体重のかかりかたでサイズが変化することはご存じですか?
人は歩いているとき、一方の足は地面を蹴り、もう一方の足は空中を移動します。
足が地面に着いているときは足裏に体重がかかっていますが(荷重)、地面から離れているときは体重がかかりません(非荷重)。
13歳から90歳までの女性3540名の足を計測したデータによると、体重のかかっていないときの方が、かかっているときより、甲周り(足囲)が小さく、その差は1.6センチもあることが判明しました。
よく靴の幅は、E 、2E(EE)、3E(EEE)などと表示してありますが、1.6センチとは、これに換算するとE から3E(EEE)ほどの差があることになります。
靴屋さんで靴のサイズを選ぶとき、一般的には、主に足に体重のかかっている状態でのフィット感を確かめて購入しています。
そうやって選んだ靴で歩いていると、地面から離れた方の足は小さくなって、着地したとき靴の中で滑ってつま先が当たります。
この積み重ねが、外反母趾や痛みの原因と考えられます。
ですから、荷重時、非荷重時での自分の足のサイズを計測し、理解した上で靴のサイズを選ぶ必要があるのです。
balance Body
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