2016/6/23
靴が身体に及ぼす影響 ~正しい靴の履き方~
こんにちは!
西宮・芦屋のパーソナルトレーニング治療院balance Body(バランスボディ)です。
朝方の大雨に目を覚まされた方も多かったのではないでしょうか?
被害に遭われている地域の方の事が心配ですね?
前回靴のお話をさせていただきましたが思い当たる方がほとんどではないでしょうか?
まだそのブログを読まれていない方はそちらを先に読んでみてください(^o^)
さて前回のブログで最後にお話しさせていただきました『正しい靴の履き方』のことをお伝えしていきたいのですが、先に靴の種類について少し触れておきます。
後々お話しする『正しい靴の選択』と内容が重複しますが大事なことなので!
靴の種類といっても沢山あります。
スニーカー、革靴、パンプス、サンダル、スリッポンetc.
前回お話しさせていただいた中で日本人は隙間のある遊びの大きな靴を履いているとお伝えしましたが、パンプス、サンダル、スリッポンなどは特にこれに当てはまります。
何故か?答えは簡単です。紐靴と違って固定具がついていないからです。
では小さいサイズの靴を選べばいいのかと言えばそうではありません。
紐靴の紐は単に足を縛っているものではなく、正しい紐の縛り方によって足の動きをサポートし、正しい足の形状を作り出すのです。
なので『正しい靴の履き方』を知る上でもっとも大切な事は紐靴が理想的だと言うことです。
では本題に入りたいと思います。
靴を用意してください。
1.靴下、ストッキングにたるみが無いようにします。
2.靴紐を全て緩めます。
3.靴を履いたら、靴のかかとに足のかかとをしっかりと合わせるよう、かかと部分をトントンする。
ここまでで既に全て出来ていなかったという方が多いのではないでしょうか?
紐を緩めず無理やり靴を履いてつま先をトントンしていた姿が目に浮かびます(笑)
では続きです!
かかとを地面につけてつま先を浮かせた状態で紐を縛っていくのですがここから少し複雑になります。
まず下の図を見てみてください。
母趾MTP関節というところがありますよね?
ここが変形してしまうと外反母趾です。
この場所に紐がかかっている所はきつく締めてはいけません。
本来の指の動きが失われてしまいます。
仮に紐の穴がある程度ある靴であれば、紐の位置で言うと下から3番目くらいまででしょうか?
次に中足骨という骨を見てください。
この骨と足の甲の境目にある関節があるのですがここにかかっている紐は出来る限りしっかりと締めるようにします。
足の変形を抑え、正しい足の形状を作ることを助けます。
こちらは紐の位置で言うと下から4~5番目です。
そして残りの紐が足首辺りにあると思いますがこれらは軽く締める程度にします。
締め過ぎると血管や神経を圧迫してしまいます。
いかがでしょうか?
慣れないうちは少しきつく感じるかと思いますがこれが『正しい足の履き方』です!
試しに履いて歩いてみてくだい。
もしどこかに痛みを感じるようであれば紐の締める位置が間違っているか、もしくは靴自体が合っていないのかもしれません。
今まできつくて履けなかった靴もこうした履き方をすることで実は自分に合っていた!なんてこともあります♪
正確には足の状態や靴の形状、特性などがあるのでこれらが出来れば全て解決する訳ではありませんが、間違いなく今までよりも歩行が変わります!
もっと詳しく足の状態や靴のことについて知りたいと言う方は西宮・芦屋のパーソナルトレーニング治療院balanceBody(バランスボディ)にお越しください(^o^)
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