2021/9/9
ストレスで寝れない原因
こんにちは。
西宮・芦屋・苦楽園でパーソナルトレーニングジム&治療院をしております。
バランスボディ(balanceBody)です?
今回は、ストレスで睡眠が取れない原因と対処法をお話しします。
仕事や人間関係など日々様々なストレスを抱えがちです。
ストレスを感じると『ストレスによる衝撃に備えろ』という命令が脳の下垂体から腎臓の隣の(副腎皮質)に送られ
コルチゾールというホルモンが一時的に多く分泌されます。
このコルチゾールは、体内のブドウ糖や脂肪をエネルギーとして活用する働きがあり、生きていく上で必要不可欠なホルモンです。
コルチゾールが増加すると、心臓は心拍数を上げて、血圧を上昇させ、体をストレスと戦うモードにします。
・ストレスを受け続けた体を適度な運動で落ち着かせる。
戦闘モードになってしまった体をこの状態のままでは夜はゆっくり休むことはできません。
そうなってしまった体を落ち着かせるには、ウォーキングやランニングなどの軽い有酸素運動を行うのが良いとされます。
なぜなら、運動するとブドウ糖や脂肪を燃やすためにコルチゾールが分泌されるからです。
え?コルチゾールが分泌される?それじゃ逆効果では?と思いますよね。
じつは運動をするとコルチゾールが分泌されますが、運動をした後にはコルチゾールの分泌が落ち着きます。つまり、運動によってコルチゾールの分泌が正常な状態に戻るのです。
ちなみに「正常なコルチゾールの分泌」とは、どのような状況でしょうか。
北海道大学の研究チームが発表した研究結果「Evening Stress」によると、人間の唾液内のコルチゾールの分泌量を調べた結果、夕方になるとコルチゾールの分泌量が自然と減少するそうです。なるほど、夜は体を休めるために「戦闘モード」から「休むモードに」変わっていくのですね。
・思考を落ち着かせる
呼吸を整え、頭をリセット
思考の暴走を止めるには、呼吸と思考を整えるのがオススメです。布団に入り、リラックスした姿勢で目を閉じ、ゆっくり息を吸って、吐きながら「い~ち、に~い」と呼吸に合わせて数字を数えてみましょう。
・スマートフォンを見ない
いろいろな情報、仕事のスケジュールが詰まったスマートフォン。あえて手放して、情報を遠ざけましょう。
また、眠る前にダラダラとスマートフォンの画面を見つめると、目に入る光の刺激で睡眠ホルモンである「メラトニン」の分泌が抑えられてしまうという研究結果もあります。
適度なストレスは、人間の活動にハリを与えます。しかし、過度のストレスは「夜色々考えすぎて眠れなくなる」など、体にいくつもの悪影響を及ぼします。
いつの時代も、ストレスを抱えるな!なんていうのは無理なこと。小さい対策をいくつか重ね、ストレスの影響を少しずつ減らすことで、日々の睡眠の質を上げていきましょう。