2021/8/27
糖質ダイエットとは?
こんにちは?
西宮・芦屋・苦楽園でパーソナルトレーニングジム&治療院をしております。
balanceBody (バランスボディ)です?
糖質の摂取を控える糖質ダイエット。良く耳にするダイエットの方法ではないでしょうか?
そもそも糖質とは何のことなんでしょうか?
糖質とはなにかご存知ですか?
糖質とは、三大栄養素(炭水化物、タンパク質、脂質)のうち炭水化物の一部です。炭水化物は、人が消化吸収できる「糖質」と消化できない「食物繊維」の二つに分けられます。
糖質は、生きていくうえで必要なエネルギー源となっている重要な栄養素です。一方、食物繊維は腸内環境を整えるなど、健康を維持するために必要な役割を持っていると言われています。
糖質には「糖」という字がついているので「糖質=甘い」と思われているかもしれませんが、じつは甘い糖質と甘くない糖質があります。
・糖質制限すると何を感じられるのか?
- 1. 小腸でブドウ糖が吸収されると、血糖値(血液中の糖質の濃度)が上昇します。糖質の摂取量が多いほど、吸収されるブドウ糖も多くなり、血糖値も高くなります。
- 2. 血糖値の上昇に応答して「インスリン」というホルモンが分泌されます。インスリンは血液中の糖質を細胞に取り込むよう命令を出すホルモンで、血糖値が高いほど多く分泌されます。
- 3. このインスリンの働きによって、血液中のブドウ糖は全身の細胞に取り込まれます。(その結果、血糖値は下がります。)
- 4. 取り込まれたぶどう糖は主に活動エネルギーを得るために消費されます。しかし、余ったぶどう糖は脂肪細胞に取り込まれます。
- 5. この余ったぶどう糖は、インスリンの働きによって脂肪に変えられて蓄えられます。
「糖質が太る原因だ」といわれる理由は、糖質を摂り過ぎて余った分が脂肪に変換されて蓄えられることが原因なのです。
糖質制限を実践すると、摂取量が少ないぶん血糖値の上昇が少なくなりますから、インスリンの分泌量が減ります。その結果、インスリンの働きは穏やかになりますので、脂肪がつきにくくなります。さらに、活動エネルギーとして消費されずに余って脂肪に変わる糖質が少なくなるので太りにくくなるというわけです。
・まとめ
糖質は大切な栄養素であり、エネルギー源としてもとても重要なものですが、現代の食生活では摂取量が多くなりがちです。糖質制限ダイエットは、適正な糖質量を守れば、カロリーを気にせずにタンパク質や油などを好きなだけ食べてよいだけでなく、選べる食材の種類が多いので、ストレスが少なく継続しやすいダイエット法と言えます。
ダイエット中はカロリー不足とならないように、タンパク質を多く摂るように心がけましょう。そうすることでタンパク質の摂取量が増えますから、あわせて運動を取り入れれば、筋肉量が増えて基礎代謝を上げることにもつながります。