2016/11/24
筋膜・アナトミートレイン 〜浅層バックラインの特徴と役割
こんにちは。
西宮(苦楽園、夙川)・芦屋のパーソナルトレーニング・治療院balance Body(バランスボディ)です。
例えを変えて何度も紹介していますが、アナトミートレインというのは「筋膜のつながり」のことをいいます。
電車で例えると筋肉が「駅」で、筋膜が「沿線」です。
1つの駅で事故が起きれば、その沿線上の次の駅にも影響が及ぶように、1つの筋肉が硬くこわばるとそのライン上の筋肉も硬くなりがちです。
2つ目の駅で問題が起きれば、終点近くでもその影響を受けます。
この浅層バックラインを見てもらうとわかるように、首や腰の筋肉は、ふくらはぎや足裏の張りの影響を十分に受ける位置に存在しています。
つまり、慢性的な首こりや腰の張りを感じている方は、普段自覚のない「ふくらはぎ〜アキレス腱周り」や「足裏」を整えてあげると凝りや張りが楽になる可能性があります。
・浅 層バックラインの特徴と役割
浅層バックラインは”抗重力筋”と呼ばれる姿勢を保つための筋肉がつながっており、基本的には遅筋線維がメインとなっています。
そのため瞬間的に大きな力発揮をすることは苦手ですが、疲労しにくく長時間働き続けることができます。
浅層バックラインの最大の役割は「立った状態を保つ」ことです。
ちなみに胎児はこのラインが未熟なため、立ち上がることができません。
ハイハイを通じて浅層バックラインの筋肉群が強化されることによって、体を立たせることが可能になってくるのです。
円背や腰が丸くなりお尻が落ちてしまう、いわゆる垂れ尻も浅層バックラインの問題が関与しています。
balance Body
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