2016/9/28
肩の痛み(インピンジメント症候群)
こんにちは。
西宮(苦楽園、夙川)・芦屋のパーソナルトレーニング・治療院balance Body(バランスボディ)です。
腰痛シリーズは一旦終わりまして、肩について、balanceBodyのお客様の症例を交えながらいくつかご紹介していきます^ ^
インピンジメント症候群
聞いたことがあるでしょうか?
これは、上腕を外転する動作で、上腕骨と肩峰の間に腱板(棘上筋)の一部や肩峰下滑液包などが挟み込まれ、繰り返して刺激が加わると滑液包に浮腫や出血が起こる障害です。
安静にするとこの変化は正常に戻り症状は軽快しますが、動作の反復によって症状の再燃を繰り返して慢性化します。
ひどい場合は棘上筋腱の部分断裂や完全断裂にも繋がります。
また、関節の中と外など、挟み込みが起こる場所もいくつかあり、それぞれで痛みのポイントや動作の問題も違います。
一番多いのは肩峰下インピンジメントでしょうか。
原因・症状
特に肩を横に上げていく時に肩の痛みや詰まる感じが生じ、悪化するとこわばりや筋力低下なども伴い、夜間痛を訴えることもあります。
肩を挙上するとき、あるいは挙上した位置から下ろしてくるとき、60-120°の間で特に強い痛みを感じることがあり、ペインフルアーク(有痛弧徴候)といわれます。
肩峰下に骨棘ができた場合のほか、投球動作など腕をよく使うスポーツ選手にも発症します。
原因は元もとの関節の構造的なものから、加齢変性や骨アライメントの歪み、筋肉の協調性や弾力性・柔軟性など様々な原因が考えられ、運動などで肩をよく使うような動作などで起きやすいです。
腱板損傷や腱板断裂との鑑別が必要です。
様々な運動や仕事などの作業などによる、肩の使いすぎにより棘上筋や上腕二頭筋腱や肩峰下滑液包などの炎症の繰り返しなどで痛みや可動域制限が生じます。
肩峰と烏口肩峰靭帯と肩の関節で作る肩峰下空間の狭小化などが原因でインピンジメントなどが起こりやすくなります。
仕事や作業では長時間や姿勢が悪いことが原因になったり、運動やスポーツでも無理なフォームや姿勢、使いすぎが原因で生じやすいです。
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