2016/9/4
分離症について。
こんにちは。
西宮・芦屋のパーソナルトレーニング・治療院balance Body(バランスボディ)です。
少し涼しくなったかと思えば、今日はまた暑いです?台風が九州からじわじわと向かっている模様…皆様ご用心くださいm(_ _)m
本日は分離症について^ ^
分離症とは…
腰椎の椎間板のついている前方部分は椎体、後方の椎間関節のついている部分は椎弓(ついきゅう)と呼ばれます。
椎体と椎弓の間には椎弓根(ついきゅうこん)があります。椎弓の部分で骨の連続性が断たれてしまい、椎体と椎弓が離れてしまった状態を「腰椎分離症」といいます。
文字にするとわかりづらいですね。。
下の画像の矢印の部分が分離された状態のことを指します。
成長期のスポーツ選手にみられる腰痛の原因として「腰椎分離症」があります。
「腰椎分離症」の発生原因は疲労骨折であると考えられています。
「腰椎分離症」の治療方法は色々ありますが、
好発年齢が10代ということから、早期発見により出来るだけ骨折部分を癒合させることで、スポーツ復帰出来るようにします。
骨折部分を完全癒合させることで、
将来「慢性腰痛」になったり「分離すべり症」になるリスクを減らすことが大切です。
どの様にしてなるかというと、多くは10代前半、中学生くらいでしょうか。
ジャンプや腰の回旋を頻繁に行うことで腰椎の後方部分に亀裂が入って起こります。
外傷、いわゆる「ケガ」のように1回で起こるわけではなく、スポーツの練習などで繰り返して腰椎をそらしたり回したりすることで起こります。
一般の人では5%程度に分離症の人がいますが、スポーツ選手では30~40%の人が分離症になっています。
分離症の好発年齢は10歳代ですが、それが原因となってその後徐々に「分離すべり症」に進行していく場合があります。
balance Body
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