2016/8/29
腰椎椎間板ヘルニアの治療法と運動の考え方
こんにちは。
西宮・芦屋のパーソナルトレーニング・治療院balance Body(バランスボディ)です。
☔️今日は久々に雨の1日です☔️
前回から少し開きましたが、続きです^ ^
腰椎椎間板ヘルニアの場合にはどの様な治療・運動が必要でしょうか?
これは、後にも先にも腰椎椎間板ヘルニアになってしまった原因を解決すること。そうすると症状も改善し、再発も予防出来ます。
椎間板を圧迫し、椎間板の中にある髄核(ズイカク)が後方に移動し、椎間板を膨隆、脱出した状態が腰椎椎間板ヘルニアです。
治療と運動のポイントは2つ。
対症療法と根本改善。
対症療法
病気の原因に対してではなく、その時の症状を軽減するために行われる治療法を指します。
たとえば熱があれば冷やし,食欲不振には消化薬を用いるように,症状を個々に軽減,消失させようとする試みから生れた方法です。
腰椎椎間板ヘルニアでは、腰背部、臀部から大腿後面、下腿部、足部の筋緊張や痺れなどが症状として現れます。
代表的なものとして、大腿後面(ハムストリングス)のタイトネスがあります。
太ももの後ろが硬くなるということです^ ^
元から硬いものではなく、腰椎椎間板ヘルニアの影響で硬くなっているものに対して、硬さを和らげる為に、痛みがない範囲でストレッチやエクササイズ、物理療法などを行います。
ハムストリングスの硬さが元に戻れば、腰の負担は減り、痛みの症状は改善方向に向かいます。
これが、腰椎椎間板ヘルニアに対しての対症療法です。
※ハムストリングスの硬さは腰椎椎間板ヘルニアの発生因子の一つではありますが、ヘルニアになってからの硬さにアプローチするという意味での対症療法です。
根本改善
原因療法のことです。
原因療法は、症状や疾患・外傷障害の原因を取り除く治療法で、対症療法と対義語として用いられます。 最終的に症状を取り除くには、対症療法や自然治癒力の助けが必要になります。 また、疾患の多くは直接の原因と複数の遠因が重なりあって起こるため、原因療法と対症療法の区別は相対的なものと捉えられます。
腰椎椎間板ヘルニアでいうと、まず原因が何処にあるのかという話になります。
腰痛のほとんどは腰が原因ではありません。
腰椎椎間板ヘルニアの症状、関節可動域、筋力、姿勢、動作、身体の癖などを総合的に判断し、原因を見つけ、そこにアプローチ。原因は様々ですので、ここでは詳しく書けませんが…
文面だけ見ると原因療法がベストに見えますが、対症療法との組み合わせがベストだと考えます。
その場の痛みを少しでも和らげることも根本改善の為には必要なことです。
ただ、対症療法だけでは治りきることはなく、再発のリスクが高くなります。
これは痛みに限らず、どの場面でも言えることですね(^.^)
balance Body
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