2016/12/21
高齢者の転倒予防に効果的なインソール
こんにちは!
西宮・芦屋のパーソナルトレーニング治療院balance Body(バランスボディ)です。
昨今高齢者人口の増加に伴い高齢者事故もかなり増加しています。
65歳以上の寝たきりの原因第三位である『転倒(骨折)』。
歩き出しを安定させ効率歩行を向上することで、転倒のリスクを回避することが可能です。
健康増進のため、運動を始める方が多いようですが、日頃全くといっていいほど運動をしていなかった人は突然の運動には注意が必要です。
そこで、今月は普段あまり触れていなかった歩き出しの安定とインソールについてご紹介します。
加齢と共に筋力が低下、身体が硬くなることにより、足が動ける範囲が狭まり、バランスも崩してしまいがちになります。
高齢者の転倒予防、歩き出しのふらつきを防止するために、米国ではオーダーメイドインソールが高齢者の安定的な歩行を支えています。
インソールの安定歩行については文献でも発表されています。
15人の健康な人に①裸足、②普段履いている靴、③市販のインソールを入れた普段履いている靴、の3パターンで、50mの距離をいつも歩いているスピードで歩いてもらい、結果を分析しました。③の人は歩き出してから3.5歩(3.5歩±1.6歩)で安定歩行に達しました。
①の人は5.2歩(5.2歩±3.0歩)、②の人は4.7歩(4.7歩±1.6)で安定歩行に達しました。
この結果から、市販のインソールを入れた人の方が、歩き出しから歩行が安定するまでの歩数が少ないことが分かります。
この研究では市販のインソールを使っていますが、オーダーメイドのインソールを使った場合さらに安定歩行への歩数を減らせる可能性もあると考えられます。
健康を意識して運動をされるお年寄りも多いですが、足元が不安定な場合は逆に転倒のリスクを伴います。
インソールの着用で足が【足のあるべき適切な位置】になり、蹴りだしが安定することで、転倒リスクを回避出来ると言えます。
インソールのオーダーを検討中の方は是非、西宮・芦屋のパーソナルトレーニング治療院balance Body(バランスボディ)にお越し下さい(^o^)
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