西宮・芦屋のパーソナルトレーニング

2016/9/30

肩インピンジメント症候群

こんにちは。
西宮(苦楽園、夙川)・芦屋のパーソナルトレーニング・治療院balance Body(バランスボディ)です。

肩のインピンジメント症候群の種類について。

前回は、肩峰下インピンジメント(エクスターナルインピンジメント)について書きました。

簡単におさらいしますと、

インピンジメントは日本語で衝突という意味です。

肩峰下インピンジメントは肩峰の下で何かと何かが衝突することで痛みや異感覚を生じます。

まずは肩峰と大結節という骨を知っていただく必要があります。

肩峰というのは肩甲骨の一部で、
いわば、肩関節の屋根のような部分です。

image

※右肩を前から見た図です。

また、大結節とは上腕骨の一部で、
腱板と呼ばれるインナーマッスルがくっついています。

この2つの骨、もしくは、大結節にくっついている腱板というインナーマッスルが、
こすれ合うようにぶつかること(インピンジ)

これが肩峰下インピンジメント症候群です。

とくに腱板というインナーマッスルが、
年齢を重ねて、だんだんとみずみずしさを失う(変性といいます)ことや、肩甲骨の動きが悪くなることで起こってきます。

インターナルインピンジメントとは、肩関節の中で肩甲骨と何かが衝突することです。

肩関節の中身を3次元で理解するのは…大変難しいかと。

ただ、動作でイメージして貰えると少しはわかりやすくなると思います。

スポーツ選手に多く、特に投げるスポーツ選手。野球選手などに多いです。

日常では肩を少し挙げた状態で肘を後ろに引いた時。

投球動作では、投げるときに最も腕がしなる辺りで、インナーマッスルが関節に挟まってしまう

そんな状態です。

痛そうですよね・・・
その原因として、

1.肩の前が弱い
2.肩の後ろが硬い
3.肩甲骨の引きつけが足りない

この3つになります。

そして、この中で
2.肩の後ろが硬い

というのは、ストレッチで改善できます。

肩の後ろが硬い場合のストレッチとは?

肩の後ろが硬いというのは、
正確には肩の関節包と呼ばれる組織が
硬くなっているケースが多いのですが、

この関節包をストレッチで伸ばすようなイメージですね。

そのストレッチは、

肩関節を内旋と呼ばれる動きをすることです。

画像を参考に実際にやってみてください。
肩のやや後ろのほうが伸ばされる感触があるはずです。

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