2018/5/10
肩の痛みは肩甲骨・鎖骨に問題あり!?
こんばんは。
西宮・芦屋でパーソナルトレーニング治療院をしてますbalance Body(バランスボディ)です。
春になり、気温も段々と暖かくなってきました!
天気も良いしゴルフにでも行きたい!!
そんな時に肩に痛みがあると「やっぱり辞めておこうかな」となる方も多いのではないでしょうか?
そんなあなたに痛みのメカニズムをお教え致します。
では、なぜ肩が痛くなるのか??
それは、本来動かなければならないものが動いてないからです!
じゃあ、何が動けば肩は痛く無くなるのか?
それは!!
肩甲骨・鎖骨です!!
え?
肩甲骨は確かに動いているが鎖骨って本来動くものなの??
このような疑問を感じた方が多数だと思います。
順を追って説明したいと思います。
ではまず、肩のROM(可動域)から説明していきます。(アスレティックトレーナー教本参考)
屈曲→180度
伸展→50度
外転→180度
内転→0度
外旋→60度
内旋→80度
このような参考可動域があります。
この中でも特に痛みの動作として特に多い外転動作に特化して進めていきます。
肩には肩甲上腕リズムというものがあり、外転動作として180度まで上がりますが、実質は上腕骨が120度、肩甲骨が60度動き、この2つが連動して動く事で180度という可動域を成しているのです。肩関節外転30度までは肩甲骨の動きは関与しません。
この時に鎖骨も同様外転動作に伴って挙上(45〜48度)+後方回旋(40〜50度)します!
これだけ鎖骨も肩関節外転動作に関与しているという事です!
[まとめ]
上腕骨・肩甲骨・鎖骨この3つが正常働く事で始めて外転180度という動作が出来るのです。
何気ない動作ですが、普段の私生活での姿勢が筋肉の緊張を起こしそれが原因となり肩甲骨や鎖骨が動かなくなってしまい、本来負担のかからない場所に負担が掛かり痛みが発生するというメカニズムです。
細かく言うとインナーマッスルで有名な棘上筋・棘下筋・小円筋・肩甲下筋が上手く働かず三角筋が主導で働きすぎると外転動作が成立せずに肩の挙上が強くなってしまう…….
スマホの見過ぎで頚椎の前弯が増強され斜角筋などが拘縮…….
などなど他にも原因は沢山ありますが、それも踏まえて細かい筋肉の働きについては次回にでも更新したいと思います。
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balance Bodyではアスレティックトレーナーや鍼灸師が身体の細かい働きに対してしっかりと評価・アプローチしお客様の健康をサポート致します。
少しでも興味を持っていただければと思います。
ご静聴ありがとうございました。